July 20, 2011
フェルメールからのラブレター展
Johannes Vermeer
"Girl Reading a Letter" 1663-64
Oil on canvas
京都市美術館で開催中のフェルメールからのラブレター展へ行って来ました。フェルメールは大好きな画家の一人です。彼の計算された構図の取り方が好きです。
例えば上の絵ですが、2つのさりげなく配置された椅子とか、壁にかかった世界地図のようなものとか、女性が妊娠中なのかどうか、とかすごく観る者をくすぐる感じ、というか想像力をかきたてさせる感じが素晴らしいと思います。
すごく気になっているのが、女性のピアス?なのか髪の毛?なのか。顔に思いっきりかかっている黒い物体は一体・・・。結局何かわからず、なぜこれを描いたのかもわかりませんでした。そもそもそんなのを気にする人はいないかもしれません。笑
話は変わりますが、最近原画というか所謂絵画を自分自身が購入したいなと思うようになりました。原画のパワーはやっぱりすごいですし、描いた人そのものの魂や存在がそこに封じ込められているのだから、本当にすごいです。美術館へ行くとその筆のストロークや絵の具の盛り上がりとか、画家の息遣いが聞こえてくるのでぞくぞくします。