May 22, 2011

カンディンスキーと青騎士展







カンディンスキーと青騎士展に行ってきました。兵庫県立美術館、安藤忠雄氏の設計でかっこいいんですよ。

今回の展示はすべて油彩の作品で、カンディンスキーって水彩っていう勝手なイメージがあったのですが、間近で観ると、油彩の絶妙なグラデーション、ぼかしが美しかった。


これは、水彩かと思ったのですが、全然違いました。


観れば観るほど愛着のわく作品。この作品は「コンサート」と題され、真ん中の黒はグランドピアノです。
なんか私、牛がにっこり笑っている絵に観えるんですけど(笑)、でその上に青い太刀魚っぽい魚の目目鼻口が見えて、牛にのっかっているように観えるんですけど(笑)。楽しい解釈です。この絵好き。

「青騎士」年鑑表紙。すごいかっこいい。


この「虎」という作品は、フランツ・マルクというアーティストのものです。キュビズムと虎の存在感がすごーくかっこいいです。彼は動物をモチーフにたくさんの絵を描きました。

その他、同時代のパウル・クレーの「サボテン」という作品も出展されており、観応えのある展示でした。





今日は雨降りだったにもかかわらず、夕方頃から嘘のように晴れましたね。美術館近くでは、コンサートが行われていて、屋台やら、フリマやら、子供大人が入り混じって遊んでいるのどかな時間が流れておりました。私も、青空の下大好きなワインを片手にのんびりとしたひと時を過ごしました。

兵庫県立美術館の近くにBBプラザ美術館というのがあり、たまたまタイムリーに屋久島写真展というのもやっていて、たなぼた的に観て来ました。

大充実の1日。


とはいっても、頭の中は個展の作品のことでいっぱいです。帰ってから、何やら描きたい衝動にかられて、制作中の作品の洋服をカンディンスキー風に塗ってみました(写真は一部)。全然違うか。笑