本が大好きな私の夢のひとつである、本の装丁画を描くこと。
その第一歩として、今年の春、東京装画賞に挑戦しました。
課題図書を選んで、そのイメージを自分なりに絵で表現しました。
私が選んだのは「星の王子さま」。
世界的にも時代を超えてとても有名な本ですが、これまでちゃんと読んだことがなかったのです。絵を描くにあたって、物語を熟読しました。
児童書だと思っていましたが、とても深い内容でした。
とくに印象的だったのは
「大切なものは目に見えないんだよ」
との一節です。
私は、王子さまがたくさんのバラからひとつのバラを特別に想うという場面を描きました。
こちらは全体図。
左側が背表紙、右側が表紙です。
今回は残念ながら賞はとれませんでしたが、また来年、今度こそ賞がとれるようチャレンジしようと思っています。