ここ数ヶ月はずっと油絵を描いていたので、水彩の感覚を忘れかけていた感じです。
油絵ってのは、楽しくて楽しくて。
重ねて、重ねて何層にでも描いていけるし、一瞬にして絵の表情が変わるようないろんなテクニックがあって、毎回発見があって、けっこうエンドレスに続けられるので時間がたつのを忘れてしまいます。
ただし、お手入れは大変。毎回パレットは綺麗な状態にしておかないといけないし、筆を洗うのも小一時間はかかります、私の場合。
その点、水彩は楽です。本当に。
パレットなんて洗ったことないしね。筆洗うのも一瞬だし。
水彩は重ねるよりかは、一瞬にできた瞬間の色がいい感じだから、私はほとんど1発勝負。
それで久しぶりに水彩絵の具と色鉛筆で絵を描いてみたんです。なんか何枚かいても何枚かいてもハズレなし。っていうか、自分が気に入ったものがどんどん仕上がっていく感じ。こんな日ってあるんですねー。
たいがい、3枚描いて1枚お気に入りが出来ればいいものなんだけど、今日は勝率高し。こんな絶好調な日だから、何枚でも描いていたいと思ってしまう。
来週から、ミナミのバーでイラストを展示・販売させていただくことになりました。詳細は後日お知らせいたします。今回は珍しく、若い女性以外の人間をたくさん描きました。男、年老いた天使のような女性。
若い女性は美しい。。。でも、いくつであれ、人の本当の美しさはその人の内面にあると常日頃思っています。というか、感じています。私はね。
イラストであっても油絵であっても、私はいつもその内面を描きたいと思っているんですよね。人間であれ、果物であれ、何であれ。人の想像力をかきたてるような。
例えば、りんごと桃を並べて描いた時、やっぱりりんごの方がかたそうで、かじったら音がしそうな。桃はやわらかくて、甘いにおいがして、美味しそうで。表面のうぶ毛まで感じるような絵を描きたいな。
まとめ:今日は調子のいい日でした。