現在制作中の作品に金箔を貼りたくて、金箔貼りを教えてもらいに行きました。
金箔は、とっても繊細で薄さは1ミリ以下です!
脂ギッシュな手が触れたらいっかんの終わり。悪戦苦闘でした。
先生と一緒に貼ったら上手く行ったのだけど。。。
家でもう一度自分でやってみることに。
準備するものは
・金箔
・箔はさみ
・バレン
・椿油
・ベビーパウダー
・金箔接着剤
・お皿
1.金箔接着剤をお皿に入れます。接着剤はすぐ乾いてしまうので、すばやく塗っていくのがポイントですが、リンシードオイルを加えることによって、乾燥を遅らせることができるそうです。
2.貼りたい箇所に金箔接着剤を塗ります。
3.金箔はこんな感じで包まれています。
4.バレンに椿油をたらしてなじませます。
5.金箔を扱うときはベビーパウダーを手につけます。
6.箔はさみで金箔を持ち、接着剤を塗った箇所より大きめに金箔を置きます。そして手で押さえます。
7.乾いたら、刷毛や柔らかいブラシでささっと金箔を落とすと、接着剤の部分だけに金箔が残ります。
あまり美しくない出来ですが。。。練習なので(笑)
金箔は10cm四方の大きさで、そのまま画面に整然と貼っていくというのもなかなかテクがいるんですよね。画面につけるともう動かせないし、きちんと垂直に貼るのって難しいんですよ。
こういうふうに形で切り取るのも細かすぎると難しいのですが。
金箔を貼る前に、要領は同じなので、銀箔で練習しましたけど、銀箔もなかなか綺麗です。ただ、金箔は100年たっても同じようにキラキラしてますが、銀箔はどんどん酸化していき、1年後には同じようなキラキラは見られなくなります。
そこで、銀箔をはじめから酸化させてそのかすれ具合を楽しむやり方もあるようで、来週やりにいきます。どんなふうになるのかというのは、経験があっても予測不可能ということで、そういうのも楽しいなと思います。
銀のまま保ちたい場合は、上からニスなどを塗り、空気に触れさせないようにすれば大丈夫だということです。
新しいことを吸収してますますアートの幅が広がりそうです。
お盆明けから1ヶ月、とあるバーで展示をする予定です。そこでは、新しい作品を出す予定です。南国、アフリカ、ラテン、そんな感じの雰囲気のテーマで金箔も使ってみようと思っています。
展示の詳細は決まり次第、ブログかホームページにて報告いたします。