NHK「長谷川等伯-戦国絵師・天下一への野心-」
時代の背景を知り、作品を観るということは作品を理解するうえでとても大切なことだと痛感しました。知っているのと知らないのでは、作品の観え方が大きく変わってきます。印象度も。
等伯の生きた時代というのは 安土桃山時代。豊臣秀吉、徳川家康、千利休などが関わっています。
国宝「楓図」(一部)
国宝「松林図屏風」(一部)
画家には絵という言葉があり、フォトグラファーには写真という言葉があり、歌手には音楽という言葉があり、ダンサーにはダンスという言葉がある...etc
だって、この「松林図屏風」、つくづく画家に言葉はいらないんだ、って思いましたね。絵が語りかけるとはこのことか。芸術は観る人が想像し、解釈するものなんじゃないかな。
心の中が見えるというか、絵がものすごく語りかけてくれる。「楓図」より、断然こちらの方が好き。私は。本当にかっこいい。
「没後400年 長谷川等伯」展
2010年4月11-5月9日
京都国立博物館
これは絶対行く!Don't miss it!
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