December 11, 2010
メトロポリタン美術館
メトロポリタン美術館。ここはニューヨークに来たら絶対はずせない!
1日中いても全部はみきれないくらい大きな美術館です。なので事前にチェックして観たい絵画に絞って観るのがおすすめです。
私は、16世紀~19世紀頃のヨーロッパ古典絵画と19世紀~20世紀の印象派絵画を目当てに行って来ました。
当日は、学芸員によるギャラリートーク(絵や画家の解説)があり、興味のある画家カラバジョだったので、参加しました。カラバジョの人生から、オリジナルの絵を前に絵画1枚1枚の解説を丁寧にしてくれ、これはかなり勉強になりました。
レンブラント 晩年の自画像
私の好きな画家の一人で、この晩年の自画像は特に筆のタッチなどが力強くて好きです。
ここはレンブラントの部屋。レンブラントの絵画はとてもたくさん展示されていました。
アングル グランドオダリスクの習作。
グランドオダリスクのオリジナルはルーブル美術館蔵です。この絵画はたぶん世界中の中の大好きな絵画の3本の指に入るくらい大好きです。ルーブルでグランドオダリスクを観たい。
クリムトの絵は色使いとかがとっても綺麗で可愛い。
ゴッホの自画像。めちゃくちゃまじまじと近くで観れました。すごいですね、絵の具はかなり厚塗りで、その重みでキャンバスが歪んでいました。こんなに間近でみれました。ゴッホの絵は大人気でした。
ルーベンス。バロック美術の代表画家です。バロック美術は躍動感のある表現が特徴的です。
これも間近で観れて、画家の生きている筆使いが感じられます。
このキャプションは忘れてしまいましたが、きっとルネサンス以前のキリスト誕生をテーマにした絵画だと思います。で、この絵近くで観ると・・・
右手でピースサイン!?あまりのお茶目さに笑ってしまいました。
チャック・クロースも展示されています。
生で観るとこの強烈さがまじまじと伝わってきます。ちなみにチャッククロースは現役の画家です。今は車椅子での生活で、作風もこのようなスーパーリアリズム(フォトリアリズム)から、点描のような画風に変わってきています。それは、筆を支える力が弱ってきたから、、、だと通りすがりの方が言っていました。
ちょうどこの期間だけ、アルフレッド・スティーグリッツの写真展も開催されていました。スティーグリッツは画家ジョージア・オキーフの旦那さんです。なので、オキーフの写真も多く展示されていました。
美術館はずっといても飽きないくらい楽しい。絵画を勉強すれば尚、楽しくてしょうがない場所です。普段画集でしか観れない絵を生で観るってすごいことだなーって思います。画集は所詮印刷物に過ぎない。そのオリジナルを観て、絵の盛り上がりや筆使いまで感じられるのはすごいことだな、と。
また、素晴らしい体験をしました。感謝、感謝です。